江戸川乱歩の本紹介

江戸川乱歩の本を紹介していきます。

鏡地獄とボルマトリクス

「鏡地獄」という話には、鏡や凹面鏡などのレンズが非常に好きな「彼」が繰り出す様々な魔術が描かれていますが、その一つに「魔法の紙幣」というからくり仕掛けがあります。気になって探したところ、似たような装置を見つけたので購入してみました。今回はその装置を紹介していこうと思います。

その装置というのは、「ボルマトリクス」と呼ばれるもので、凹面鏡の性質を利用して、実際にはその位置にないものをそこにあるかのように見せることができます。

この装置を実際に使ってみました。下の写真は1円玉を置いたときの光景です。

本当は、この1円玉はこの装置の底に置いてありますが、浮き上がっているように見えます。もちろん、手で触れることはできません。これをその場で見るとかなり不思議です。

この装置はAmazonで3Dミラースコープという名称で販売されています。興味がある方はぜひ、この装置を購入して、不思議を自分の目で確かめてみてください。